干し柿の効能や栄養, カロリーについて

公開日:  最終更新日:2017/10/01

干し柿の栄養とその効能

干し柿にはビタミンやカリウムなど
健康維持に欠かせない栄養が豊富に含まれています。

こうた柿の高い栄養価を表すことわざに
「柿が赤くなれば医者が青くなる」というものがあります。

柿に豊富に含まれる栄養が病気を防止するので
医者にかかる人が少なくなるという意味のことわざです。

干し柿にすることでこうした栄養が凝縮され
健康面でもさまざま効能が期待できます。

いったいどのような効能があるのか
くわしく見ていきましょう。

カリウム

干し柿にはカリウムが豊富に含まれています。

カリウムは「ナトリウムポンプ」とも呼ばれ
体内の塩分濃度を調節する働きをしています。

体内に必要以上の塩分があると
細胞外のナトリウム濃度が上がります。

するとその塩分を薄めようとして
体内にある水分が血管の中に移動します。

こうした状態になっている時に
私たちは“喉の渇き”を感じるわけです。

実はこの時,血管の細胞にも水が入り込み
血管の壁が“むくみ”の状態を引き起こしています。

むくんだ血管は細くなってしまうため
血液の通り道が狭くなり,高血圧の原因となります。

また血管の中に水分が増えることで
心臓はより強い力で血液を送り出そうと
さらにハッスルします。

その結果さらに血圧が上がってしまい
心臓や血管に大きな負担がかかります。

そこで活躍するのがカリウムです。

カリウムは体内にたまったよけいな塩分を
体外に排出するのを促進します。

塩分が減れば,それを薄めるための水も不要となり
余計な水分が体内から出て行きます。

血管は健康な状態を取り戻し
体液の循環が良くなり心臓への負担も減ります。

その結果,血圧が下がり
むくみなども解消するというわけです。

こうしたカリウムが干し柿には豊富に含まれるので
高血圧やむくみで悩んでいる人には大きな効果が期待できます。

カロテン(カロチン)

干し柿に豊富に含まれている
もう一つの大切な栄養素がカロテンです。

カロテンは緑黄色野菜に豊富に含まれていて
体内に取り込まれるとビタミンAに変化します。

このカロテンの主な効能として
非常に強い抗酸化作用が挙げられます。

私たちの細胞は酸素をエネルギーにしていますが
実はこの酸素というのは諸刃の剣なんですね。

鉄などの金属をその辺に置いておくと
錆びてしまいますよね?

実はこの錆びを引き起こしているのが
他ならぬ酸素なんです。

酸素と鉄が結びつくことで錆が発生します。
この化学変化を「酸化」と呼びます。

錆びるのは金属だけではありません。
私たちの体の細胞も日々酸素にさらされて
少しずつ錆びていきます。

こうした錆びを防ぐ働きするのが
カロテンなんですね。

カロテンはコレステロールの酸化を防ぎ
悪玉コレステロールを減少させます。

体に有害な活性酸素を除去し
粘膜や皮膚の新陳代謝を促進します。

そのためシミ・ソバカスやニキビなど
お肌のトラブル 改善への効果も期待できます。

皮膚や粘膜が健康になることで
免疫力が高まり感染症の防止にも役立ちます。

カロテンは脂によく溶けるので
脂と一緒にに摂取すると効率よく吸収できます。

またカロテンは肺に留まることから
肺の健康維持にも大きな役割を果たします。

日常的にタバコを吸う人や
空気の悪いところで過ごす時間の多い人は
積極的にカロテンを摂取しましょう。

カロテンが不足すると夜盲症や皮膚の老化など
さまざまなトラブルの原因となります。


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干し柿のカロリー

こうして見てみるといいことづくしですが
気になるのは干し柿のカロリーですよね。

あの濃厚な味から想像すると
それなりのカロリーがありそうな感じがしますが
実際のカロリーはどれくらいなのでしょうか。

干し柿の大きさにもよりますが
だいたい一つあたり120kcal程度です。

ご飯茶碗1杯分のカロリーが250kcalですので
干し柿2つで御飯1杯分のカロリーとなります。

ちなみに生の柿に含まれる栄養や糖分は
干し柿になってもほとんど変わりません。

生と干し柿の主な違いは水分の量ですから
含まれる成分そのものに大きな変化はありません。

干し柿にすることで甘みと旨み,
栄養がギュ~ッと凝縮されるわけです。

「干し柿にするとカロリーがあがる」
な~んてことは絶対ないので大丈夫です。

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