野菜の50度洗いでレタスの保存もバッチリ 温度計なしでも大丈夫!
野菜の50度洗いでレタスもシャキシャキに
こんにちは。
今日は野菜をおいしく食べるための
ちょっとした裏技をお伝えしたいと思います。
「レタスを買ってきたのを忘れて
冷蔵庫の野菜室に入れっぱなしにしておいたら
葉がしなしなになっちゃった…」
あなたもこういう経験をしたことが
何度かあるのではないでしょうか。
そんな“しなしなレタス”を
獲れたての新鮮なシャキッとした状態に戻せる
スペシャルな方法をご紹介しましょう。
やり方は超カンタン。
50℃のお湯で野菜を洗うだけです。
たったこれだけで
クタっとなっていた野菜がシャキシャキっと
とれたての新鮮な状態に戻ります。
「え~~? 葉っぱをお湯につけたら,
しなっとなっちゃうんじゃないですか?」
そんな疑問をお持ちのあなた。
よけいな心配はご無用ですっ!o(^o^)o!
ほんとなんですから!
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50度洗いは温度計なしでもOK
ではこの50度洗いの具体的な手順を
さっそくチェックしていきましょう。
まず50℃のお湯を作る方法ですが
沸騰したお湯と水を半々ぐらいに混ぜるだけでOK。
とってもカンタンでしょ?
もちろん専用の温度計があれば
正確に50度のお湯を作ることができます。
この温度設定は,か~~なり大切なので
しっかりと行ってくださいね!
このお湯に野菜を浸してササッと洗います。
時間にして10秒~20秒程度で手早く済ませます。
その後1分~2分程度,
野菜をこのお湯につけておきます
浸す時間の目安ですが,水菜や大葉など
葉っぱが少ないは物の場合は10秒から20秒程度でOK。
ほうれん草やサニーレタスの束,
レタス,キャベツなどを半分に切ったものなどは
1分~2分程度ひたしておきます。
その後,浸した野菜を取り出し
水分を拭き取ってそのまま放置します。
しばらくおくとシャキッとしてきます
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50度洗いでレタスの保存もバッチリ
なぜこれだけで葉っぱが
シャキッとするのでしょうか。
その秘密は「熱ショック」にあります。
熱でショックを受けた葉が水を吸い込んで
新鮮な状態に戻るのです。
野菜というのは収穫したあと,
葉からどんどん水分が抜けていきます
そのときに葉の水分量を調節するのが
葉の裏側にある「気孔」という部分。
中学校の理科で習った言葉なので
覚えている人も多いと思います。
この「気孔」が呼吸をすることで
葉の水分量を調節しています。
この気孔は収穫後に閉じてしまうのですが
50℃のお湯を加えることでショックで口が開きます。
そうすると失っていた水分を気孔が吸収して
葉全体が再びみずみずしくなるというわけです。
そこから水分を吸収させることで葉を蘇らせる。
これが50℃洗いの秘密だったのです。
50℃洗いをするタイミングですが
買ってきた野菜を冷蔵庫にしまう前に行うのがベスト。
例えばサニーレタスを半分に切り
50度洗いして冷蔵庫に入れておいたものと
何もしないでそのまま冷蔵庫入れたものと比べると
5日後には大きな違いが出てきています。
何もしないほうは芯のあたりが茶色くなってきますが
50℃洗いした方はいつまでもみずみずしい状態を保っています。
ただ,しおれてしまった場合でも
食べる前に50℃洗いをすることで
ある程度までは復活させることができます。
このように50℃洗いは野菜の長期保存にも
大きな効果を発揮します。
50℃洗いをすることで食感もよくなり
長期保存もできるという一石二鳥の方法。
ぜひ試してみてくださいっ。
ちなみに50度洗いを初めて発見したのは
平山一松さんという人だそうです。
なぜ50度なのかということですが
これより低い温度だと雑菌が繁殖しやすくなり
これより高い温度だと葉っぱが煮えてしまいます。
そのちょうど中間が50度ということで
最も高い効果が得られる温度なのです。
またこの50度洗いは野菜だけでなく
あさりやバナナ,肉,魚などにも効果があります。
最後におすすめの温度計を紹介しますので
ぜひチャレンジしてみてくださいっ!
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